「年越し派遣村」の記事

野党各党は4日、非正規労働者を中心とする雇用情勢の急激な悪化を受けて「雇用と住まいを確保する緊急決議案」を通常国会が召集される5日にも衆参両院へ提出する方針を決めた。失業者の雇用や住宅の確保、生活保護の適用弾力化を政府に求める内容で、与党にも同調を呼び掛ける。

野党各党代表者が4日午後、派遣契約打ち切りなどで仕事や住居を失った人たちに宿泊場所や食事を提供する“年越し派遣村”(東京・日比谷公園)の集会に参加。その際に新党大地鈴木宗男代表が決議案提出を提案し、民主、共産、社民、国民新各党が同意した。

私のとっている地方新聞には、このあとに
民主党菅直人代表代行も講演で『派遣村での活動は日本の雇用、労働運動の(在り方を変える)転機になる」と話した。」
という一文が続く。
私はこういうものの見方が好きだ。ひとつの出来事をどう見るかにその人となりが現れると思う。
一方で、自民党議員は以下のようなことを言っている。

坂本哲志総務政務官衆院熊本3区、当選2回)は5日午後、総務省の仕事始めのあいさつで、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった失業者らについて「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まってきているのかという気もした」と発言した。