ネイチャー・センス展

少し歩いて六本木ヒルズ森美術館へ。
ネイチャー・センスと題して、三人の作家による、日本人の自然観を再解釈するインスタレーションが行われている。

撮影可だったのでいろいろ撮ってきた。

こういうのもっと大規模に野外に展示したら面白いと思う。ま、先立つものがあれだけど。不況ですから。

この下はこうなっている。

ちょっとオコジョになった気分。

まちがってスカイデッキに出てしまった。
すごいよい天気だったし、美術館でからだが冷え切っていたのでここちよかった。立秋ときいたとたんに少し涼しい日が続いた。容赦なく季節がすぎていくんだなぁと思う。
東京タワーって、見れば見るほどエッフェル塔のパクリだよなぁ。
こういうパクリをどうどうと町の中心に据えてきたことが、東京のイメージにとってどうだったろうか。
一生懸命、西欧を追いかけてきましたっていう象徴みたいに見える。
で、追いついちゃったら、何やっていいかわからなくて、もう一本でかい奴立ててます、みたいな。
実際は、ぜんぜんおいついてないんですけどね。そもそも、そこに生活する人の立場に立つ姿勢がなくて、先進国を追いかけているかぎり、逆説的に永遠に追いつかない。
東京タワーって、高度成長の成功と失敗を同時に物語っているような気がする。