2017東京モーターサイクルショー

knockeye2017-03-29

 何年かぶりに東京モーターサイクルショーに行った。おそろしく寒かったが、おかげで少しは混まなかったのかもしれない。
 関東に来た最初のころは、キャンギャルの写真なんかを面白がってたものだが、二年とたたず飽きてしまった。というのは、はっきりいって、あんなの、撮る側の腕はなんも関係なく、撮られる彼女らがプロなので、撮らされてる感があって、なんか面白くない。誰が撮っても同じなら、プロの写真を見とけばよい。
 それにしても年々女の子のスタイルはよくなる気がする。

 「きれい」ってだけを原資にするこの商売も大変だと彼女らを見ていてつくづく思う。朝10時から午後5時までこれをやってるんですからね。
 今回のモーターサイクルショーに足を運んだのは、今年は久々に旅心をそそるバイクがそろったから。
 なかでも、食指が動くのはカワサキのVERSYS-X 250 ABS TOURER。

旅の道具を意識したこういうオプションが実にありがたい。
バイク用のパニエって、ワイズギア以外、アフターパーツでもあんがい見つからない。おしりに突き出たケースはあんまり好きじゃないので。

 スズキのV-Strom 250 ABSもフルオプションだとこんな感じ。


 ヤマハだと排気量がでかくなるのだけれど、BOLTとかTRACERとかがこんな感じ。



 ホンダはCRF250RALLYがそのイメージなのかな。BAJAの現代版って感じでしょうか。

ホンダはモンキーが今年で絶版ということも話題になっています。というか、もうとっくにカタログ落ちしていると思ってました。

 ホンダのブースには「攻殻機動隊」の展示もありました。

 そして、今回、小さなブースながら注目を集めていたのがADIVAっていうメーカー。

前2輪、後ろ1輪のトライクなんだけど、

バルタン星人っぽい顔。

これは参考出品モデルですけど、海外では売っていると言ってました。
 日本で売り出すのはこっちの250ccだそうです。

こいつはメフィラス星人?。

フリーザかも。
ヤマハのトリシティと同じく、三輪なのに自立せずバンクするらしいですが、トリシティと違って、

フットスペースに余裕を感じる。
 トリシティは、

この技術はすごいんだけど、

そのせいでフットスペースが、壁の隅っこみたい。
 これに乗って走ると、ライダーはシートに腰掛けてるだけじゃないですか?。タンクをニーグリップしてるわけじゃない。背もたれがあるわけでもない。そしたら、フットスペースをこんな切り立った崖にせず、ちょっと角度をつけて踏ん張れるようにしてくださいよ。人間工学上、これでよいのか?、是か非かってことですね。
 それから、KTMのブースにチャンプ原田哲也が来てました。わたしらの世代にとっては感涙ものです。

 懐かしいというと失礼だけれど、こんな展示もありました。



 風間深志のご子息、風間晋之助がダカール・ラリーを完走したバイク。風間深志、賀曽利隆、小川修司、寺崎要といった人たちが活躍していた、バイクとアウトドアの時代ってのが確かにあって、そういう時代をきちんと回顧しておくのも面白いかもしれないです。
 ひたすらにとりとめなく、羅列的になってしまいますが、こういうのもありました。

 スティーヴ・マックィーンが、プライベートレースで使用した61年型トライアンフのレプリカだそうです。wikiによると、「大脱走」で乗っていたのもこの車種のようです。



 個人的に感慨深かったのは、ウラルが出展していたこと。

 ロシアのサイドカーで、ダートをごとごと走っているイメージがあります。