『荒野に希望の灯をともす』

 中村哲医師のドキュメンタリー映画、劇場版『荒野に希望の灯をともす』が、あつぎのえいがかんkikiにて9月2日まで上映中なので、見逃した方は是非ご覧になってください。
 「強い」という言葉の意味を突き詰めていくと中村哲医師のような生き方に辿り着くように思う。マルワリード用水路の建設に着手するとなった時、小高い丘の上から用水路の到達予定地を遠望すると、それははるかな山のふもとで、その間には旱魃で荒れた土漠が広がっているだけだった。
 その時、中村哲医師は「もしこの荒野が緑野に変わるなら、喜んで神を信じよう。」と思ったそうである。私に言わせれば、このように神と契約できる人間が強い人なのである。アフガニスタンの大地を緑野にするために、神と契約を交わした人がここにいたということは銘記しておきたい。
 谷津賢二監督の舞台挨拶があったので一部録画した。音声が悪いのだけれどもご容赦ください。



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