コプロスマ・キルキー

ネットの情報を総合すると、私の育てていたキルキーは、「コプロスマ・キルキー」のようだ。たしかに、ハンギングバスケット向きだろう。育つにつれて、どんどん垂れ下がっていく。「実るほど首を垂れる稲穂かな」というけれど、あそこまで垂れ下がるとひねくれているとしか言いようがない。
ところで、選挙の話だけれど、その前に参議院なんか要らないんじゃないのか?公務員削減なら、あれなくすのがいちばんいい。
思い起こせば、細川政権選挙制度改革をつぶしたのも参議院だった。自民党が敗北した選挙は、だいたい参議院選挙。参議院では土井たか子首班指名を受けたこともあった。つまり、民意が自民党にノーと言っても、参議院という外堀があるために、本丸までタマが届かない。
郵政民営化が実現した暁には、是非参議院を廃止して頂きたい。イギリスみたいに貴族がいるわけじゃなし、要りゃしないのだ。
で、選挙の話だけれど、自民党が勝つ気なら、圧勝できるパターンだ。そもそも国民は、郵政民営化に反対していない。抵抗しているのは、族議員と役人と労働組合だ。郵政民営化是か非かという論点になれば、負ける要素はない。支持率も依然として高い。
しかし、実際には、自民党は負けたいのではないか?改革路線を推し進めているのが自民党なのか、抵抗しているのが自民党なのか?郵政民営化に抵抗するには、抵抗するだけの「うまみ」がある。亀井静香綿貫民輔の顔を思い浮かべてもらいたい。だが、うまい汁を吸っているのは、抵抗勢力の議員だけか?小泉純一郎は、背中を刺されるかも知れないのだ。
自民党分裂選挙といっているが、実際には自民党は一枚岩で、小泉純一郎を排除しようとしているだけかも知れない。小泉純一郎の敵のボスキャラが、自民党自体だとすると、なかなか勝てる戦にはならない。
菅直人小沢一郎は、自民党では、絶対に改革はできないといったが、彼らも結局自分の党と闘わなければならなかった。
私の選挙予想は当たった試しがないが、今回は、改革を謳っているのが、自民党公明党だけなのだから、それ以外が勝っては、小泉以前に逆戻りということになる。自民党に勝ってもらいたいと願う、個人史上かつてない心理状態になっている。