トップページ更新

週末、ロシアの地図を完成させるために、HTMLをせこせこいじっていた勢いで、今日はかねて懸案になっていたトップページの広告問題を解決した。テーブルにしちゃいました。よく分からないけれど、時代に逆行しているのではないだろうか?しかし、いろいろなブラウザーに対応しようとすると、シンプルが一番。これは、やんやさんのトップページをケイタイで見て気が付いた。なんてわかりやすいんだろうと。こうでなくてはいけません。ただ、あたしの場合は、無料サイトなので、広告バナーが邪魔してこうはいかないだろうけれど。
バシシさんのブログに、旅で巡り会った人たちのいろんな消息が書いてあった。なかには「ロシアオフ」の約束をした人さえいるそうだ。
2002年の夏、びわこナマズさんが予言したとおり、今や、あの富山の伏木港からロシアへのルートが、バイク乗りにとって世界へのメインゲートになってきている。60年前の戦争の後始末さえ終わっていない国が、自由への入り口だというのは、考えてみればすごく不思議だし、面白いと思う。近くて遠い国ロシアが、バイク乗りにとってだけは、一番自由な国である。これは私たちしか知らないパラドクスだ。
やんやさんがペンタックスに「デジタルauto110を出せよ!」といってくれているみたいだ。ちきんさんがデジタル一眼レフを買ったのだけれど、私は踏み切れないでいる。私の場合は、レンズを何本か持っているわけだから、デジ一眼を手に入れる方が、FZ-5だの、F810だのと、頭を悩ますよりよほどいい。それは分かっているが、今の私の心境は、陸を目前にした『海の上のピアニスト』だ。「あまりに自由すぎる。」
プロのカメラマンは、とるべき写真が頭のなかにあり、その写真のためにカメラを選ぶのだろう。しかし、アマチュアである私の態度はそうじゃない。使いたいカメラがあり、そのカメラが撮った写真をひとり喜んでいる。銀塩時代でいうとEOS630に50ミリ。それが切り取る世界が私にとっての写真だった。正直言って630が壊れて、EOS10に買い換えてから、なんかしっくり来ていなかった。ましてやデジ一眼なんてぜんぜん萌えない。
今はFZシリーズが気に入っている。松下が上手いぐあいに、隙間を見つけてわり込んだ、みたいな感じ。それがすごくいい。写真がいいかどうかは、気にしていない。カバンのなかに好きなカメラがあるかどうか。それがポイントだ。