「クルマはガソリンで動くのです」というＣＭが７０年代にあったけれど、ブラジルではとっくにフレックス車がガソリン車を追い抜いているそうだ。
フレックス車は、ガソリンもエタノールもという車だが、バイオエタノールの生産が世界一という現地の事情に則してもいる。
出遅れた日本メーカーもそろそろ生産に本腰を入れるらしい。エタノールといえば、インディーもそうだから、新大陸では案外早く普及するのかも。
日本車は欧州でも好調だそうだ。ロシアではほとんど日本車しか走っていなかったのを思い出してしまう。ロシア人の日本車に対する信頼は抜群。ほとんど絶対的といってもいいかも。モスクワの手前くらいまでは日本車の独占状態。聞いた話によると、日本車はシベリア鉄道でウラジオストックまで買出しに行くそうだ。わたしは帰りのシベリア鉄道で、現に買出しのご夫婦と同室した。思うにロシアの市場を政治的背景が阻害するようだとばかばかしいなぁ。
