月刊 酒井若菜

knockeye2009-11-03

酒井若菜が月刊シリーズに登場する。久しぶりのグラビアだそうで、それもそのはず、彼女ももう29だそうだ。
今回のカメラマンは平地勲じゃないのが少し残念だ。
月刊シリーズは、グラビアを生業とする女性たちのガードをゆるくさせる力があるらしく、このまえは森下悠里が脱いでいた。
一昔前と違って、グラビアアイドルたちが脱ぐことにそんなに積極的な意義を見出さないのも確かだが、またその一方で、グラビアアイドルのほうでは、脱ぐことにさほど抵抗がなくなっているのも事実だろう。
なんといっても彼女らは、自分たちが頭の先から指の先までどこをとってもどの角度から見ても美しいことを充分に自覚している。ただ、脱ぐや否や氾濫する性の情報の一部としてあっという間に消費されつくしてしまってはたまらないと思っているはずなのだ。
つまり彼女らにとっては写真ではなく、彼女ら自身が商品なのだから、写真が自分たちの価値を上げてくれさえすれば、ヌードだろうがAVだろうが躊躇しないのにちがいない。
そういう場所が、むかしは篠山紀信の激写、いまは月刊シリーズであるらしい。
しかし、前にも書いたけど、いまはコストの問題で写真集というものはあまり作られなくなった。そしてだんだんDVDに取って代わられつつあるのだけれど、アイドル写真のプロという意味でのアイドル動画のプロという存在がまだいないようなのだ。
ここはニッチ産業だと思うんだよね。アイドル業界にとって、これが育つか育たないかが、今後の成長戦略の鍵を握っていると思う。