「THE NEXT GENERATION パトレイバー」

knockeye2014-04-10

 昨日、仕事が早く終わったので、「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第一章 」を観る羽目になった。
 もっと、早く終わっていれば、ジャック&ベティに、ほんとは日曜日にいくつもりだった「MUD」を観にいきたかったのだけれど、大岡川の夜桜も名残くらいは楽しめそうだし。
 この「パトレイバー」は、興行の実態についてつかみ切れていなかったが、この調子で一年間、五月、七月、八月、十月、十一月、来年の一月と、順次公開していくらしい。けっこうな英断じゃないか。成立するのかっていう余計な心配をしてしまう。そういうのコンプリートする茶人もいるんだろうな。
 次回、次々回の予告編もついていた。次回は、岩松了がでるみたい。岩松了は好きだから観るかも。
 松本人志の「R100」を観た岡田斗司夫が、たしか
「えー、面白いじゃん、『R100』・・・ちゃんと松本人志が帰ってきてる。」
っていって
押井守作品を観るつもりで観ないと」
とツイートしていたのを思いだした、あ、なるほどなって。
 特車二課のつなぎ、真野恵里菜とかが着てたヤツ、ニーパッドが入ってる方、あれ、おしゃれ。ほしい。
 つなぎは今の季節、楽でいいんだ。去年の今頃は、つなぎの上にコットンのジャケットを着ていた。でも、それは、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のイメージ。
 ロビーに実写版「ルパン三世」のフライヤーがあったけど、黒木メイサ峰不二子、ハンパじゃないな。

 「R100」の話に戻るけど、あれは、松本人志の最高傑作ではないけれど、でも、面白かったのだが、問題は、コミュニケーションとして成立するかどうかで、観客との間合いがまずくなってる。それで説明的なセリフが傷になったりするんじゃないか。で、思うんだけど、オリジナルにこだわらず、原作ものを撮ってみるといいと思う。芥川龍之介の「歯車」を北野武主演で撮ってほしい。
 押井守は、今という時代が、90年代とものすごく違うという意識は持っていると思う。どういう風に仕掛けてくるのかっていう楽しみはなくはない。
 しかし、「トランスフォーマー」の予告編とくらべると、先立つものがないですね。それにつけてもカネのほしさよ。