水道橋博士が語る『浅草キッド』の裏話の階層が深かった。
特に、『浅草キッド』の構想は7年前からのもので、Netflix以外の全配給会社に断られていたというのも、意外というか、なるほどというか。
水道橋博士は、週刊文春に連載していた「芸人春秋」がパサパサな感じで何だかなあと思ってたのだけど、YouTubeでしがらみなく話すと面白い。
園子温との対談も、みうらじゅんとの対談も面白いので、リンクを辿ってみてほしい。
聞いてよかったのは『プリズナー・オブ・ゴーストランド』のシナリオが園子温オリジナルではなかったこと。正直言って、去年観た映画の中でもワースト側にあったので、ニコラス・ケイジ×園子温でどうしてああなるの?って思ってたのだけれども、ハリウッドでは黒澤明も失敗するのだし。
今度の『エッシャー通りの赤いポスト』に期待できるだけの言い訳は聞けた。