2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「英国王のスピーチ」

TOHOシネマズで、今日公開の「英国王のスピーチ」を見てきた。 ジョージ6世を演じる、コリン・ファースの、すべてがすばらしい。 もし、この映画がアカデミー賞を獲るとしたら(獲ってほしいと思っているのだが)、「スラムドッグ$ミリオネア」から、…

『抱擁、あるいはライスには塩を』

抱擁、あるいはライスには塩を作者: 江國香織出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/11/05メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 79回この商品を含むブログ (52件) を見る どこで読んだか聞いたか、今思い出せないのだけれど、河合隼雄ではないような気…

「その街のこども」劇場版

私自身が‘その街’にいたときは、中身はともかくとして、すでにじゅうぶんにおとなだったし、あの頃の私は、それでなくても、無為の岸辺にうちあげられているか、停滞の水底に沈んでいたので、私の個人史は、そこにいたにもかかわらず、あの未曾有の大災害と…

「その街のこども」劇場版

理解できない

民主党の若手議員16人が、党会派から離脱の意向を表明したについて、菅直人首相は、 「まったく理解できない行動だ」 と言った。 わたしは、別に、政治評論家でも、専門家でもないので、その若手議員達の行動の、背景や影響について、何かをいおうとも思わ…

エル・アナツイ、琳派展、墨宝

土曜日は、風に雪がまじる、重い空模様で、ほんとなら、ぐっとモチベーションが下がるはずだったけれど、なぜか、いちばん便の悪い、葉山の美術館に足を向けた。 「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」という展覧会が開かれている。 アフリカの芸術家について…

『正宗白鳥 その底にあるもの』

正宗白鳥――その底にあるもの―― (講談社文芸文庫)作者: 山本健吉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/01/08メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 以前、中村光夫の「「近代」への疑惑」の一節を引用した。 これまで我国において「…

光悦・宗達から江戸琳派

ことしは酒井抱一生誕250年ということもあり、出光美術館でも、大きめの琳派の展覧会が開かれている。 会期は、来月の21日までなのだけれど、途中で展示替えがあり、土曜日、その第一部の最終週にすべり込んだ。風邪で見逃すところだった。 詳しいこと…

追伸

この日の記事に、便所の落書きがキム・ヨナをめぐって・・・云々のことを書いた。 そう書いた時点では、とっくに終わったことだと思っていたが、後日、いまだに引き続いてやっていることに気がついた。 あのオリンピックは何年前だったっけ? どこまでバカな…

世界で最も成功した社会主義とモンスター心理

私の風邪の現状は、沢尻エリカと高城剛に似ている。もう終わっているのにセキだけ抜けない。 ちょっと思うところがあって、「社会主義」というキーワードで、自分の日記を検索してみた。 一昨年の夏の記事に、こんなことを書いていた。 ソ連の崩壊という形で…