まあ、ドキュメンタリーとしてはお話にならない。どこの誰だか知らない女性ナレーターが登場人物の心情を代弁したりはダメ。マイケル・ムーアや想田和弘があれこれ口出すのはかまわない。けど、どこの誰かわからないのがなんか言うのはダメ。それは選挙カーのウグイス嬢でしょうが。はっきり言って途中で下向いてしまった。退席しようかと思ったが一応最後まで見た。
浅尾慶一郎って政治家はちゃんとした政治家だと思っている。みんなの党までの流れは順調だったように見ていたのだけれども、最後は何かぐたぐたになった。タイトルの『1.4billion』ってのは、みんなの党解党の際に政党助成金の残余金14億円を国庫に返納したことを指している。今まで消えていった政党はどれも返納しなかったってことなのだが、まあ、そういう金が動く世界で個人で何ができるってことでもないのかもしれない。
西川きよしが政治家を辞めた時に、このまま続けてると感覚が狂うみたいなことを言っていた。タレント西川きよしも一般人と比べるとかなり感覚が違うはずなのだが、その西川きよしからしても、政治家の感覚は違うらしい。
大島新監督が小川淳也を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観たときも思ったけれど、個人としてはちゃんとした政治家もいるのかもしれない。
しかし、それが寄せ集まると結局ダメダメになっちゃうのはなぜなのか?。今の政治を動かしてるのは、結局、創価学会と統一教会と日本会議だったってことが何となくバレてきてるが、私に言わせると、全部バカみたいな(と言って悪ければ、原理主義的な)宗教の信者が、教祖に言われて投票するのが日本の民主選挙の実態ってことで、まあ、民度が低いと一言で言えばそうなるのだろう。
選挙の投票率って、そのほとんどが変な宗教団体の投票を反映してるだけって気持ち悪くないですか?。とりあえず、普通の人が普通に選挙にいくようにならないと。でないと、変な宗教団体が憲法まで変えちゃう。でも、フツーの人はフツーに選挙に行かないからな。よくないと思いますね。
まあ、この映画を観て、浅尾慶一郎って人は、(映画のひどさにもかかわらず)やっぱりちゃんとした人だってことはわかった。
ただ、まあ、自民党から参議院に当選してこの先どうなるのかは全然わからない。
まあ(が多いな)、三原順子よりよほどマシなのは間違いない。
まあ、つまり、三原じゅん子も浅尾慶一郎も私がいる選挙区の人なのよ。キッツイでしょ。どうなってるんですかね?。
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