バナナマンのバナナムーンGOLDで、日村さんの誕生日の回は、星野源さんが自作の誕生日ソングを披露する。もう14回目だそうだ。
今週の星野源のオールナイトニッポンで、その裏話を話していた。今更驚いたのは、星野源さんが誕生日ソングを作ってきているかどうか、日村さんはもちろん、原則的に、設楽さんも知らないのだそうだ。
バナナムーンGOLDを聴き始めてから長くなるけれど、最初の頃の星野源はまだ売れないミュージシャンだった。それがあれよあれよという間にスターダムにのしあがってからは、日村さんの誕生日ソング、恒例といいつつ、今年こそないんじゃないかってのが、リアルなハラハラになってきた。どう考えても本気で忙しいし、10年目のメモリアルを過ぎたあたりからは、いっそのこと、今年で終わってくれとさえ願っている気分すらあった。
それに何より、日村さん自身が、ある、ない、両方のケースを想定しながら話しているのが伝わってきた。
しかし、設楽さんも知らなかったってのは、今回はじめて知って驚いてる。設楽さんはサプライズを仕掛ける側だから、知っててもいい訳じゃないですか?。
つうことは、星野源がこのあと歌うかどうか知らないまま、設楽統も走ってるわけ。すごくない?。
日村さんの誕生日ソングは、確かにほかのバナナマンの仕事に比べれば、大きな仕事って訳じゃないけど、というか、ないのに、そこでもそんな具合に一か八かの賭けやってるんですね。
そりゃその方が面白いんだけど、世の中のふつうの人のサプライズって、だいたいオチ決まってるじゃん。それを仕掛ける側もどうなるかわからずに即興でやるっていう、根っからの芸人なんだなあと、あたりまえのことを改めて思った。