2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

‘huge’国会前のデモ

冴えない天気でうだうだ。本を読んで、映画を観て、半日オフラインでいたら、国会議事堂前はデモですごいことになっていたらしい。 しかしながら、このデモは、反原発、反ヘイトのデモと違って、何が言いたいのか、いまひとつハッキリわからない。「戦争法案…

「テッド2」、「わたしに会うまでの1600キロ」

今週の週刊文春、小林信彦のエッセーは、塚本晋也監督の「野火」について。タイムリーとは言えないと思うんだけど、小林信彦はさすがに「のびのびになった」とか書かないね。俺が先に書いちゃったからかなぁ。いいのに、使ってくれて。 急に秋めいてきて元気…

北方領土と積極的平和主義

報道によると、ロシアのロゴジン副首相って人が、メドベージェフ首相の択捉島訪問に、岸田外相が「極めて遺憾」と抗議したことについて、「真の男ならば、伝統に従ってハラキリし、おとなしくすべきだ。彼らはただ騒いでいるだけだ」とツィートしたそうだ。 …

「日本のいちばん長い日」

前にちらっと書いたけど、今、『磯崎新と藤森照信の茶席建築談義』という本を読みかけている。 お茶というのは、日本の文化の大きな伝統のひとつで、私たちが「日本的だな」と感じる美の感覚は多くお茶をよりどころとしている。ところが、お茶とは何か、千利…

帰省中の小ネタ

お盆に帰省したら、両親が又吉直樹の『火花』を買ってた。 週刊spa!の対談で、坪内祐三が「『火花』はりっぱに文学なんだけど、これで文学は終わった」とか言ってた、その感じを実感。 この時期、なぜかMLBの中継で事件に当たる。今年はいうまでもなく、…

「野火」

三ノ宮のシネ・リーブル神戸で「野火」を観た。観よう観ようと思いつつ、結局、帰省中になってしまった。「野火」が「のびのび」になってた(これが言いたいがために今日まで引き延ばした、なんてことは天地神明に誓ってない)わけ。 塚本晋也監督は、「鉄男」…

安保法案をめぐる松本人志、笑福亭鶴瓶、堀江貴文、西村博之

安全保障関連法案をめぐって、松本人志と笑福亭鶴瓶が番組で何か言ったという記事がほぼ同時期にあった。 どちらもハフィントンポストの記事から引用すると、 笑福亭鶴瓶の意見は、中国残留孤児をめぐるドキュメンタリーのなかで発せられたもので、「戦争放…

「蟻の兵隊」

蟻の兵隊 [DVD]出版社/メーカー: マクザム発売日: 2008/07/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 83回この商品を含むブログ (22件) を見る 横浜の黄金町、日ノ出町、関内、伊勢佐木長者町あたりには、徒歩圏内にミニシアターが3つもある。ジャック&ベティ、…

『ネアンデルタール人は私たちと交配した』

ネアンデルタール人は私たちと交配した (文春e-book)作者: スヴァンテ・ペーボ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/06/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (6件) を見る スヴァンテ・ペーボのこの本はもうだいぶ前に読んでいた。野中香方子てふひ…

右も左も戦争童貞

チェーホフの名訳者として知られている神西清が、チェーホフが書き残したノートを引用してこう書いている。 「神あり」と「神なし」との間には、非常に広大な原野が横たわっている。まことの智者は、大きな困難に堪えてそれを踏破するのだ。ロシア人は、この…

exclusive vintage

私が、エドウィンのexclusive vintageを履いていると、「チェ!」という顔をするコンビニ店員がいる。 先々週かその前の週末だったと思うけど、このごろほどではないながら、なかなか暑い日だった。 けど、映画館に行くから、短パンは避けたわけ。冷房がハン…

法的安定性なの?

「法的安定性」って、もし、民主党が、「集団的自衛権容認」を「違憲」だと主張するなら、「法的安定性」も何もない。こういうあんまり耳慣れない言葉が出てきた時は、警戒しなければならない。 そもそもは、国会に呼んだ学者さんたちが、みんな、「違憲だ」…

「人生スイッチ」〜「ウイングス ロックショウ」

*「人生スイッチ」 アルゼンチンの映画。オムニバス形式で脈絡の無いエピソードが羅列されてゆきます。だから、プロットみたいのはない。実は、一話目のあいつが、最終話のあいつの・・・みたいな余計な心配しなくてよい。 エピソードとしては面白いけど、…