2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『主戦場』みました

Miki Dezakiという日系アメリカ人が慰安婦問題について撮ったドキュメンタリー映画『主戦場』を観た。 日系アメリカ人という立ち位置は、この問題を映画にするのに、最適とまで言わないにしても、日本人のだれそれ、韓国人の誰それが撮るよりは、…

『盆唄』

中江裕司監督の撮ったドキュメンタリー映画『盆唄』は、福島第二原発の事故でいまだに立ち入り制限区域となっている双葉町で、コミュニティーが喪失したことで、途絶しかかっている「盆唄」の歌と踊りを何とか生きながらえさせようと活動をはじめたひとたち…

箱根彫刻の森美術館の桜

朝、ウェザーニュースを見ると、快晴になっていたので、衝動的に箱根に出かけた。ウェザーニュースには珍しく、曇ったり晴れたりで、快晴とは言えなかった。山の天気はむずかしいということなんだろう。 ただ、彫刻の森美術館の桜は見ごろ。彫刻の森の桜 箱…

箱根ラリック美術館のサラ・ベルナール

箱根ラリック美術館の「サラ・ベルナールの世界展」を口実にして、箱根にでかけたのだった。サラ・ベルナール展に関しては、何もそんなに遠出しなくても、横須賀美術館にも、松涛美術館にも巡回するらしかった。ただ、ラリック美術館が所蔵するルネ・ラリッ…

ジョン・ルーリー展

≪This is the man who does everything≫ John Lurie ワタリウム美術館でジョン・ルーリー展は、2010年以来の2度目。 ジョン・ルーリーは、ミュージシャン、あるいは役者さんとして、つとに知られた名前なんで、逆に、絵を観るのが趣味の人には、ちょっ…

萩原朔太郎もコカインやってるぞ。

『猫町 散文詩風な小説』に 日本で入手の困難な阿片の代りに、簡単な注射や服用ですむモルヒネ、コカインの類を多く用いたということだけを附記しておこう。 と書いてます。もう少し長く引用すると 久しい以前から、私は私自身の独特な方法による、不思議な…

矢崎千代二、長谷川三郎とイサム・ノグチ

ジョン・ルーリー展(ワタリウム美術館)、アンドリュー・ワイエス展(愛住館)、ギュスターヴ・モロー展(汐留ミュージアム)、アルヴァ・アアルト展(東京ステーション・ギャラリー)、ラファエル前派展(三菱一号館美術館)、千住博展(そごう美術館)、…

百段階段と目黒川の桜

大岡川の夜桜について書いたときに、実は、その週の月曜日、4月1日に、目黒川の桜も観に行った話をちらっとした。写真をあげてなかったけどこんな感じだった。目黒川の桜 22019.4.1 平日の昼間だし、雨空だし寒いしってこともあるからだろうが、もう川面に…

クルド自治区ドホークについて

高遠菜穂子さんから封筒が届いた。A4用紙で、ドサッ、までいかないけど、バサッくらいはある、イラク・ホープネットなどのボランティア活動の年次報告みたいなものかしらむ。 何事かしらと思い出してみると、そういえば、チャリティーのTシャツを一枚買っ…

『半世界』と、ポツンと一軒家

阪本順治監督、稲垣吾郎主演の『半世界』は、TOHOシネマズでやってたときから見ようと思っていたのが、タイミングが合わず見逃していたのを、新百合ヶ丘のアルテリオ映像館でやりはじめたので、なんとか駆け込んだ。 予告編を観た時から、たぶんいいんだ…

鎌倉、妙本寺の海棠、瑞泉寺の諸葛菜

4月6日、鎌倉でお散歩。初夏みたく暖かくなり、半袖のTシャツ1枚という人もちらほら見かけた。 去年あたりから気に入っているのは妙本寺というお寺。妙本寺 鶴岡八幡宮に比べると人も少ないし、それに海棠の花がきれい。妙本寺の海棠 すこしまえまでは、鎌…

ラファエル・ソト at ESPACE LOIS VUITON TOKYO

4月6日の土曜日に大岡川に夜桜見物に行ったのは書いたが、その昼間に、鎌倉にも花見がてらの散歩に行った。実をいうと、その月曜日、4月1日、「令和」という元号が発表された日だが、休みがとれたので、目黒川の桜も観てきた。が、その前に、ラファエル・…

大岡川で夜桜

横浜の大岡川で夜桜を見てきた。大岡川の夜桜 すべての写真はこちらから。

『マイ・ジェネレーション』、マリー・クワント、ヴィダル・サスーン、ビートルズ

マイ・ジェネレーション この映画の案内役、マイケル・ケインが老作曲家を演じた『グランド・フィナーレ』(原題『Youth』)はすばらしかった。まだご覧になってない方には是非おすすめしたい。グランドフィナーレ(字幕版)発売日: 2016/10/26メディア: …

ラジオ日本開局60周年特番 大瀧詠一『ゴ―・ゴ―・ナイアガラ』ベストセレクション

ラジオ日本開局60周年特番 大瀧詠一『ゴ―・ゴ―・ナイアガラ』ベストセレクションというのが去年のクリスマス頃からやってたそうだ。全然気がつかなくてショック。最終回だけ聴いたが、とりあえず、ここ最終回だけは、radikoのタイムフリーで週末までは聴け…

『限界芸術論』、柳田國男、柳宗悦、宮沢賢治、ヨーゼフ・ボイス

限界芸術論 (ちくま学芸文庫)作者: 鶴見俊輔出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/11/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 32回この商品を含むブログ (26件) を見る 買ってしばらく放置していた、鶴見俊輔の『限界芸術論』を読んだ。よくある「サブカル最…