岡村隆史のオールナイトニッポン 炎上している件の放送は、まだ、radikoのタイムフリーで聴けるから聴いてみるとよい。 どっちにしたってジョークなのである。ジョークは笑わそう、笑おうと思って言ってるんだから、それをわざわざ悪くとって怒るのはバカげ…

先月、東京国立近代美術館にピーター・ドイグ展を観にいったら閉まってた。それ以来、二か月近くも美術展に行っていない。こんなことはいつ以来だろうか。 映画と違って、アート作品はそれ自身を見なければ意味がない。紅白で米津玄師が歌ったので有名になっ…

週刊文春 2020年4月30日号[雑誌]作者:桑田佳祐,清武英利,飯島勲,林真理子,みうらじゅん,町山智浩,宮藤官九郎,能町みね子,柚月裕子,土屋賢二,柳家喬太郎,益田ミリ,桜玉吉発売日: 2020/04/23メディア: Kindle版 宮藤官九郎が新コロナウィルスに罹ったってニュ…

Rosa Cedrón & Cristina Pato - Unha noite na Eira do Trigo Amazon prime Videoをブラウジングしていて、昔、Bunkamuraで観た『ヨーヨーマと旅するシルクロード』にぶつかって、この映画の中に出てくるクリスティーナ・パトの音楽を探してみた。 歌ってい…

正しさは移ろいやすい。 世間の人が正しいと思ったり、正しいと言ったりしていることも移ろいやすいし、自分自身が正しいと思ったり、そう言ったりしていたことも、十年といわず、一年といわず、さっき正しいと思っていたことが、今はわからなくなるなんてこ…

映画チケット 兼 マスク 今週の週刊文春には、先日亡くなった坪内祐三の連載「文庫本を狙え」の特集記事があった。急な訃報に思ったものだったが、最近、やはりすこし体調の悪さを感じさせることがあったそうだった。 福岡伸一は、新型コロナウィルスの大流…

ミニシアターエイドってのがあったので、さっそくいくばくかのことを（というと高額寄付したみたいに聞こえるかもしれないけどそんなお金ないです）しておいた。 ３０００円から、気楽にできるし、将来の映画の配信とか、チケット何枚かとかも手に入れられる…

ハイパーハードボイルドグルメリポート作者:上出 遼平発売日: 2020/03/19メディア: 単行本 『ハイパーハードボイルドグルメリポート』ってこの本は、テレビ東京の深夜にときどきゲリラ的にやってる同名の番組を担当ディレクターの上出遼平が書き下ろしたもの…

ちるがうへにちりもまがふかさくらばな かくてぞこぞのはるもすぎにし ちょっと昔、根津美術館にかかっていた掛軸にあった紀貫之の歌。 桜という花は社会的な花だと、今年は特にそう思う。「かくてぞこぞの春もすぎにし」。今年も去年と同じ春が巡ってきたな…

ミニシアターを救え！www.change.org コロナウィルス騒動が落ち着いた頃に、気がつけば、ミニシアターが全滅していた、なんてことがないようにしてほしい。 そのためなら、今ちょっと寄付したり、署名したりくらいのことは喜んでする。 神奈川新聞で、横浜の…

ロニートとエスティ 『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』は、レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスが、アイルランドのユダヤコミュニティーを背景に、レズビアンの恋人を演じている。 レイチェル・ワイズは、『女王陛下のお気に入り』でも、レズ…

増補 日本語が亡びるとき: 英語の世紀の中で (ちくま文庫)作者:水村 美苗発売日: 2015/04/08メディア: 文庫 この本は2008年に大ヒットした本だそうで、たぶん、本好きのひとのあいだでは論じつくされているのだろうと思う。 先日、キム・ヨンハの『殺人者の…

志村けんが新型コロナで亡くなった。感染のニュースを聞いたときは、品川庄司の庄司がアニサキス８匹に寄生されたより深刻な話とは思ってもみなかった。 死の可能性についてはこれっぽっちも思いつかなかった。そんな死に方とはもっとも遠い人のように思って…

今週の週刊文春、町山智浩のコラムに、すべてのアメリカ国民が無料でＰＣＲ検査を受けられる確約を勝ち取った、ケイティ・ポーター下院議員の議会での質問について書かれていたので、さっそく検索してみた。 すばらしい。これにひきかえ、我が国の女性議員は…

殺人者の記憶法 (新しい韓国の文学)作者:ヨンハ, キム発売日: 2017/10/30メディア: 単行本 キム・ヨンハの『殺人者の記憶法』を読んだ。これは同じタイトルで映画にもなっている。 田舎で余生を生きている元連続殺人犯が、娘を標的にする殺人鬼と対決しよう…