小林信彦、西川きよし、スタインベック

knockeye2004-05-08

ペ・ヨンジュンと聞くと、やきそばを思い出す。


土曜日だけど、出勤。ビデオの返却期限だったので、明るいうちには「はばかられる」種類のビデオだが、仕事帰りにビデオ屋に回った。土曜日にバイパス走るのもなんか悲しいので、いつも気になっている道を通ってみた。結果は完全な遠回りだったが、田植えが終わったばかりの田んぼに夕日が映えて気持ちよかった。


遠回りでおなかが空いて、「かつや」でソースカツ丼。「かつや」によるといつも週刊文春を読む。小林信彦室井滋と巡回するのだが、今回は、阿川佐知子のインタビュイーが西川きよしだった。『天才伝説 横山やすし』が脳裏をよぎって、何となく誌上対決的な気分になる。勝手にはらはらしながら読んでしまった。内容は全然かぶっていないのだけど。西川きよしは「漫才に天才なんていないですよ・・・」だそうだ。


西川きよし横山やすし。このふたりを家長という視点から比較してみると面白いと思う。日本社会には父性が不足していると言われるが、その意味では西川きよしという家長はなかなか得難い存在ではないかと思う。同じく、家長として存在感のある石原都知事のことと考え合わせると、意外に政治家に向いていたのではないかと思う。ただ、今この国では政治家に向いている人間が政治家として成功するのかどうか。


賀曽利隆さんのウエブサイト閉鎖に刺激を受けて、久しぶりに読みたくなり、アマゾンを覗いてみた。最近の本では『バイクで駆ける韓国3000キロ』
バイクで駆ける韓国3000キロ 単行本
と『バイクで駆ける地球食べある記―現地食主義の旅 』
バイクで駆ける地球食べある記 (三一新書)
が面白そう。花村萬月なんかもバイクの本を書いているんだ・・・とか言いつつブラウズしてしまい、結局、スタインベックの『チャーリーとの旅』という本(絶版)を、別のサイトで注文してしまった。