今年はダメージドのデニムを試してみた年だった。EDWINの2本とアメリカン・イーグルの1本、そして、写真のやつは、RIGHT-ONのセールで買ったLEVI'Sのを自分で加工したのだけど、結局これが一番気に入ってるかも。
アメリカン・イーグルのも好きでよく穿いたし、EDWINのボタンフライの方はお気に入りで、何にでも合うというわけにはいかないけど、レイヤードが合う時はハマった。ただ、スキニーテーパードの方は失敗した。これについてはたぶん前に書いたかなと思う。
それで、今回は、ダメージドのやり方について、ちょっと書く。なんでかっていうと、この写真みたいなやり方は、案外珍しいらしく、見かけないので、よしあしはともかく、参考になればと思って。
まず、ここだけど
斜めっつのが珍しいみたい。
斜めであっても、基本は、横糸を残して縦糸を切る。この場合は、100円ショップで売ってたパステルで、だいたいこんな具合にしようかなって線を描いといて、それを目処に、カッターでシコシコと縦糸を切っていった。いうまでもないけど、中に厚手のダンボールかなんかを下敷きに入れておく。そりゃそうだ。じゃなきゃ、裏側まで切れちゃう。
ちなみに、裏側をダメージド加工する人、あんまし、いないね。バックポケットとかくらいかな。
で、だいたいこれでよかろうとなったら、裏から別のデニム地で補強する。デニム地は、穿かなくなったやつを切ってもよいし、手頃のがない場合、ワークマンなんかで、デニム地の前掛けとか、腕カバーとか500円もしないで売ってるので、あれ使えると思う。ミシンが使える人は、それでまた遊べるんだろうけど、この場合は
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ダメージド加工する人は、ふつう、ヒザから上の部位をホリゾンタルに切りますわな。その場合は、補強しなくてもよいかしれない。女子の場合、わざと見せてるってのも悪くない。夏は涼しいし。ただ、斜めに切った場合、裏から補強しないと、表情が出ません。普通のシワに見える。だから、補強をオススメします。
次に、ここだけど
やり方はいっしょなんですけど、考え方として、ヒザから下は、やらないか、やるとすれば縦方向のラインにするのがよいと思います。ヒザから上をハデに、ヒザから下はジミに。上に視線を持っていくほうがよろしいかと。
次に、
これも、あんましやってる人いないけど、穴の中からワッペンを覗かせます。
これはもともとのLEVI'Sのが、地味にダメージドだったので、小さく穴があいてたのを勢いあまって拡幅してしまい、横糸まで切れてしまい、しょうがないんで裏から補強するときに、ただするのもなんだと思って、補強する生地にワッペンをを貼っつけてみました。「裁ほう上手」で。
ホントはもう少し高い位置にあったほうがオシャレだったかしれません。
次に、これ。
落書きです。
ワイドハイターとか、キッチンブリーチとか、漂白剤を綿棒につけて、座右の銘を書きましょう。「友愛」とかね。ここには「shaken not stirred」と書きました。
この場合は、これがないと、視線が中途半端に下がりすぎると思います。長くもない脚をさらに短く見せることもありますまいし。
それにここにはポケットがあるし、脚の付け根でよく動く部分でもあるので、破るより、こういう落書きの方が。それに、動く部分であるだけでなく、羽織ったシャツがかかるところでもあるので、メッセージが強調されすぎないのも、奥ゆかしい。
しかし、こういうのも性格が出ますな。いろんなことをちょっとずつやっちゃ、とっ散らかってる。
まあ、でも、参考になれば。特に、ワッペンのとこ、気に入ってるから、マネして。
ちなみに、これはややローライズ、ややタイトなので、前に紹介したファウルカップを入れてます。気にならないでしょ?。入れてないとsomething wrong with my babyな感じになります。