2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「マイ・ファニー・レディー」、「あの頃、エッフェル塔の下で」

新百合ケ丘のアルテリオ映像館てふところで「マイ・ファニー・レディー」と「あの頃、エッフェル塔の下で」を観ました。 新百合ケ丘にこんな映画館があるのに最近気がついた。2007年にオープンしてたんですって。海老名からだと新百合ケ丘の方が横浜より…

アリゾナ・ショッピング・レーサー

所さんが、ヤマハのトリシティーを改造した「アリゾナ・ショッピング・レーサー」です。 私は、前2輪、後1輪のトライクに、ごく若い頃から興味があって、桑田佳祐の映画でお馴染みのミゼットなんかも、なんで、前2輪にしなかったんだろう?と不思議でしょ…

「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「残穢」

「ブラック・スキャンダル」は、ジョニー・デップを観に行く映画だという意見には賛成です。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパローを造形できる役者であれば、実在の人物もまた造形できる。しかし、どういうわけでアメリカの観客はジョニー…

「顔のないヒトラーたち」

アミュー厚木の映画館で「顔のないヒトラーたち」。これも観ようと思いつつ見逃していたのでありがたい。「若き詩人」も是非上映してもらいたい。 1960年代前半のドイツで、アウシュヴィッツでナチスが犯した残虐行為を、ドイツ人がドイツの法廷で裁く、アウ…

「マイ・インターン」

【Amazon.co.jp限定】マイ・インターン ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付)(B2ポスター付) [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント発売日: 2016/02/10メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) …

「ピンクとグレー」

行定勲はわたしにとっては名前で追いかけている映画監督ではない。今まで観たことのある映画を振り返ってみると、「つやのよる」(2012)と「今度は愛妻家」(2009)だった。 2月11日に行なわれた、岩井俊二監督とふたりのトークショーが公式サイトに採録さ…

五島美術館

2月7日、五島美術館を訪ねた。冬晴れで、五島美術館の茶道具と庭を訪ねるのによい日和だったということもあるが、その週末は、宮藤官九郎の最新作「若くして死ぬ」を観る予定にしていたのに、バスの事故で封切りが延期になってしまい、予定が空いてしまった…

上方落語会〜ザ・大阪〜

いまや上方落語は笑福亭仁智という時代であろう。髪型が似ているせいだけでなく、なんとなく落語界隈のスティーヴ・ジョブズに思えてきた。上方落語を「re-invent」した感がある。漏れ伝わるところだと、2015年の「文化庁芸術祭」大衆芸能部門優秀賞を受賞し…

FACE受賞作家展

もう会期も終わりだが、新宿の東郷青児美術館で「FACE受賞作家展」を観た。東郷青児記念美術館は、もうずいぶん長い間、こうした公募展を続けている気がする、その受賞作家のオムニバス展。撮影可だったので盛んに撮影してきた。各作家の短いコメントに個性…

清原 vs.おぎやはぎ

おぎやはぎのメガネびいきを ポッドキャストで聞いてたら、「人生を通じてモテなかった時期がないもんなぁ、モテないキャラにリアリティないもん。いいよなぁ、モテなかったやつって」と、いつもの鉄板トークを繰り広げていた。 それで思ったけど、おぎやは…

『サンダカン八番娼館』

新装版 サンダカン八番娼館 (文春文庫)作者: 山崎朋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/01/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (15件) を見る 山崎朋子の『サンダカン八番娼館』は、1972年とかその辺に出版されている、も…

『ムーンナイト・ダイバー』

ムーンナイト・ダイバー作者: 天童荒太出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/01/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 天童荒太の『ムーンナイト・ダイバー』を読みました。 ストーリーテリングの巧さについて言う前に、小説的であること…

「サウルの息子」

新宿シネマカリテで「サウルの息子」。朝一の回なら空きがあるというので、早起きして出かけました。新宿に着いてから調べたら、ネットで予約できたんですね。1時間前までOKだったそうだけど、気がついたときにはもう45分前だったので、情弱のざまをさらし…

村上隆のスーパーフラットコレクション

横浜美術館で、村上隆の個人コレクションが公開されている。私が出かけた日には、本人の講演もあった。知ってたら応募してもよかったのだけれど、すでに定員いっぱいだそうで聞けなかった。 「蕭白・魯山人からキーファーまで」という副題があるが、かなりの…