2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

東京モーターサイクルショー

東京モーターサイクルショーに行って来た。誘蛾灯に引き寄せられる虫みたいなものである。カタログでトートバッグがパンパン、肩が抜けそうだった。 キャンギャルを用いる演出には二年で飽きてしまった。そんなに効果的とも、集客力があるとも思えない。少な…

夜市

夜市作者: 恒川光太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/10/26メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 96回この商品を含むブログ (203件) を見るどんなものも上書きして保存されるともう元には戻れない。仏説によると世界は一瞬ごとに上書きされているそ…

キャッシュバック

「最大2000円キャッシュバック」の謳い文句に釣られて、ついついアマゾンカードに入会してしまったが、キャッシュバックなんてされてる気配がない。「チッ!」と思っていたのだけれど、今日送られてきた明細を見ると、李 恢成の『サハリンへの旅』の代金…

植木等

植木等はもう80歳だった。米朝師匠とさほど変わらなかったのだ。老いない人はいないし、死なない人もいない。しかし、私がそこに属すと信じている時代から、人が消えていくのは悲しい。桂吉朝のように、最盛期に突然逝ってしまうのとは、また違う悲しさだ…

雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに作者: 恒川光太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (77件) を見る仕事に追いまくられて、バカになっているんじゃないかと不安になる。少なくとも、バカにされるく…

アンフェア the Movie

リンクをはらせていただいている風来坊主さんの風旅ブログに「今日からいきなり春になりました」という一節があった。この感じ、よくわかる。北陸の春は、ある朝突然やってくる。カーテンを開けて「あ、春だ」と思う朝がある。 地震はいかがと思って、富山の…

蟲師

『蟲師』封切り。満席だった。ネットでチケットを買っていて正解。大友克洋初の実写映画。思えば『パプリカ』も満席だった。このあたりがいま中心のようだ。 オダギリ・ジョーと江角マキ子、白髪隻眼の蟲師二人の物語が交錯する。 蒼井優演ずる淡幽の書庫に…

ちんちん電車

ちんちん電車 (河出文庫)作者: 獅子文六出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/04/05メディア: 文庫 クリック: 22回この商品を含むブログ (34件) を見る月末および年度末とあっては致し方ないものの、日曜日も出勤となった。春分の日は休みじゃなかった…

サハリンへの旅

サハリンへの旅 (講談社文芸文庫)作者: 李恢成,小笠原克出版社/メーカー: 講談社発売日: 1989/03/03メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る大江健三郎は、この作者を「ほんとうに書くべきもの」を持っていると評したそうだ。だが、…

寒のもどり

とてもよい天気だが、寒のもどりかひどく寒い。 朝のうちふれあいの森にお花見、兼、散歩。きょうはバイクで出かけたが、途中厚木の飛行場もコブシの小群が花盛り。こずえの白い花が朝の光をはねかえしていた。 ふれあいの森のあの桜はやはり河津桜なんだろ…

夜の旅その他の旅

夜の旅その他の旅 (異色作家短篇集)作者: チャールズボーモント,Charles Beaumont,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/07/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (28件) を見るチャールズ・ボーモントの短編集。 おもに『プレ…

四月

最近、職場を出ると空が明るい。帰宅の時刻は余り変わらないから、空のほうで勝手に明るくなってきているらしい。 アマゾンで注文した本が4月に届くというので、「四月て、キミ・・・」と突っ込みかけたが、もう2週間ぐらいしかない。 時がたつ早さを嘆く…

従軍慰安婦

最近、米議会では、従軍慰安婦問題でかまびすしいらしい。 従軍慰安婦の問題は、戦時中日本軍が行った残虐行為のごくごく一部にすぎない。掘り返していけば、もっと残虐な行為も山ほど出てくるはずだ。 だが、だからこそ、米軍は東京に爆弾の雨を降らせ、広…

恐怖の兜

欧洲紀行 (講談社文芸文庫)作者: 横光利一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (8件) を見る恐怖の兜 (新・世界の神話)作者: ヴィクトルペレーヴィン,Victor Pelevin,中村唯史出版社/メーカー: 角川書店発売日: 20…

コブシ、サンシュユ、サクラ

ライナーのないジーパンで出歩けるようになった。 夜勤明けの土曜日をつぶしてしまわないように、とりあえず朝マックにでかけ、そのままふれあいの森に足を伸ばした。いつもはバイクだが、電車を使えばひと駅だ。 梅はもう終っていた。先月一月出向かなかっ…

ゆるさ加減がちょうどいい

リア・ディゾンは歌も上手いらしい。 しかし、私のサイトは平和だなぁ。世の中には動物虐待サイトなんて作って喜ぶ人もいるらしい。ニュースでその映像を流しかけたので、あわててスイッチを切った。 わたくし何が嫌いといって、幼稚なことと下品なことが嫌い…

松ヶ根乱射事件

透明な対象 (文学の冒険シリーズ)作者: ウラジーミルナボコフ,若島正,中田晶子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2002/12/01メディア: 単行本 クリック: 32回この商品を含むブログ (20件) を見るうっかりナボコフの『透明な対象』を読み飛ばしてしまった。…

メイキング

『ドリームガールズ』のメイキングを観ていた。前半部分のビヨンセは、ほとんどノーメイクだそうだ。ということは、ノーメイクのビヨンセ=フルメイクのオセロ中島?

第三段階

吉村さんが「単焦点」やめるのだそうだ。吉村さんのことだから、たぶん、何か別の新しいことを始めるのだろう。あたしはこれが性に合っている。ブログって、いい加減なこと書き散らしているのがいちばん楽しい。はてなダイアリーは、キーワードを自動リンク…