2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

郵便局員さんの話

ささいなことではあるんだが、アマゾンが契約している配送業者って、佐川急便とヤマト運輸と日本郵便じゃないですか。 わたくしネット中毒なので、頻繁にアマゾンで注文するんだけれど、今回たまたま、上記の三者の業者に分かれたんだ。 ヤマト運輸は、セブ…

『謎の毒親』

謎の毒親作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/11/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (96件) を見る 姫野カオルコの『謎の毒親』。『昭和の犬』と重なる部分もあるので、これは、たぶん、実話なんでしょう。もし、…

『マチウ書試論 転向論』

マチウ書試論 転向論 (講談社文芸文庫)作者:吉本隆明講談社Amazon 「世の中が右傾化している」なんて言い草を見かけるようになって久しい。が、何度か書いてきたように、わたしの実感としては、昔と比べて、特に右傾化したとも思えない。子供の頃から、世の…

サイモン・フジワラ「ホワイトデー」

初台のオペラシティ・アートギャラリーで、サイモン・フジワラの「ホワイトデー」てふ展覧会がやっている。これは、前から楽しみにしていて、この日曜日に出かけた。サイモン・フジワラとフィオナ・タンは、ともかく観て面白いのです。現代アートって「あー…

「大雪」という捏造

夜中に目を覚まして窓の外を見ると雪が積もっていた。でも、朝の出かける頃にはもう雨になっていた。 いくらなんでもこれを「大雪」とは言わない。ちょっと歩きにくかっただけだ。ところが出勤してみると、クルマや公共交通機関で来ている人たちは大わらわで…

リバプール美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展

Bunkamuraに「リヴァプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」を観にいった。 リヴァプール国立美術館とは、ウォーカー・アート・ギャラリー、レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー、サドリー・ハウスなど、いくつかの美術館の総称らしい。ユナ…

「クリムゾン・ピーク」

「クリムゾン・ピーク」は、「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロが監督している。 「イット・フォローズ」と同じくホラーだが、こちらはゴシック。 映像はほとんどラファエロ前派。ミア・ワシコウスカの演じるイーディスは、 ジョン・エヴァレット…

「イット・フォローズ」

「イット・フォローズ」。 「人生の約束」は、意外にヒットしてるみたい。大傑作とは言わないけど、ちゃんと手応えはある。あの日、ホントは「人生の約束」ではなく、これを観る気だったが、その前に「悲しみのイレーヌ」を読んでしまって、「これ、もしかし…

辺野古移設について

辺野古移設反対のデモについて感じる違和感を書いておきたい。 報道によると、300人とか400人とかの人が、反対を訴えて座り込んでいるらしい。それについて、まず感じる違和感は、その実効性だ。ことここに至って、それに何の意味があるのかわからない。もし…

「仮想通貨革命」、「悲しみのイレーヌ」

仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2014/06/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (11件) を見る 野口悠紀雄の「仮想通貨革命」。 よく考えれば、私たちが使ってる…

「人生の約束」、「ブリッジ・オブ・スパイ」

「人生の約束」は、思ったよりずっとよかった。好評のようだ。江口洋介のキャストがすごくはまってる。西田敏行、柄本明を始め、小池栄子、美保純、室井滋、富山側の人物造形がくっきりしている。 竹野内豊のあの役は、関西人としては、ダウンタウンの浜ちゃ…

米朝一門会

明けて2日、両親と、米朝一門の正月興行を聴きにでかけた。 このチケットは米朝師匠がお元気な頃には、そうやすやすと手に入るものではなかった。今年は米朝師匠が亡くなって初めてのお正月だが、ほぼ満席。米朝師匠の威光はまだまだ衰えないようである。 …

「クリード」、「完全なるチェックメイト」

大晦日も映画2本。「クリード」と「完全なるチェックメイト」。 「クリード」は、「ロッキー」の外伝というべき映画で、「ロッキー4」で死んだ、アポロ・クリードの息子が、ロッキー・バルボアのもとに押しかけてプロボクサーをめざす物語。シルベスター・ス…