ちょっとした裏づけ

先日、「役人は肥大しすぎた蛭」だと書いたが、その翌日にはこんな記事が新聞に載った。
まず日経。

地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会長)は16日、麻生太郎首相に8日提出した第2次勧告を再審議する。

国の出先機関の人員3万5000人の削減要請が骨抜きになりかねない表現が紛れ込んでいたため、異例の再審議で修正などを話し合う。

読売。

 政府の地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会長)は16日に緊急の会合を開き、第2次勧告に盛り込んだ国の出先機関の職員約3万5000人の削減目標について、政府に具体的な対策を求める要求事項であることを再確認する。

 各省からの出向者らが集まる分権委の事務局が最終的に作成した勧告の文章では、数値目標部分が「政府に措置を求める対象」から除外されるような文章が挿入されていることがわかったためだ。

 ある分権委の委員は「事務局の官僚は姑息(こそく)な手段を使った」と批判している。