「AMY」

knockeye2016-09-10

AMY エイミー(オリジナル・サウンドトラック)

AMY エイミー(オリジナル・サウンドトラック)

 エイミー・ワインハウスの生涯を綴ったドキュメンタリー「AMY」を観た。
 早熟の音楽の才能に対して、アンバランスな子供じみた私生活。21世紀にクスリで死ぬミュージシャンがいたなんてね。
 共演したトニー・ベネットが言ってた。
「彼女は紛れもない本物のジャズ歌手だ。エラ・フィッツジェラルドビリー・ホリデイに匹敵する素晴らしい才能だった。彼女が生きていたら言いたい。“生き急ぐな。生き方は人生から学べる”」
 エイミーがグラミー賞を受賞したとき、プレゼンテーターがトニー・ベネットだった。ドラッグの問題でアメリカに入国できず、彼女は衛星中継で結んだロンドンにいたんだけど、トニー・ベネットが現れたときの彼女の顔がすごくステキだった。
 片隅のブログだから平気で書いちゃうけど、父親に殺されたようなもんだな。エイミーが9歳のときに外に女作って出てったのに、娘が売れたら戻ってきてたかるだけたかるって、どういう。
 母親はおろおろしてるだけのバカだしさ。ダンナはジャンキーだし。
 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の世界だね、ほとんど。