『パラサイト』の映画館での予告編に違和感

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ポン・ジュノソン・ガンホ

 『パラサイト』は全世界でヒットして、アカデミー賞3部門受賞して、今更、予告編を流す必要なんかないと思うのだ。
 でもまだ流れてる。今日も流れてた。勘ぐりすぎかもしれないが、違和感を覚えるのは、冒頭、ポン・ジュノソン・ガンホが日本語で挨拶するのは、あれを日本の配給会社がやらせてるのだとしたら、あまり気持ちの良いものではない。
 ジャッキー・チェンが「それではtrailerをご覧ください」を日本語で言うのは別に問題ないと思う。香港の人なんだし。しかし、韓国の人に、映画の宣伝であれ日本語を強要するのは、日本人として気持ちが悪い。それをさせて平気なんだとしたら、それをさせる配給会社の感覚を疑う。もし、ポン・ジュノソン・ガンホが、自発的にやってくれたものだとしても、使うべきではないと思う。