2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

テンコさん近況

イカ京旅日記のテンコさんはいよいよアフリカの難所に突入するようだ。 道はドロドロヌタヌタ。京都から東京まで未舗装ドロドロヌタヌタて感じかな。 ガソリン、食料、水満載で挑戦しよう。ていうか、自分もっと痛めつけてきます。 みんな旅の途中なんだよな…

納得のいく雨

昨晩、なんか寝苦しいなぁと思ったら、暑いせいだった。三月なみとか言っている。それで今雨が降っている。納得のいく雨である。 テレビの心理テストで、 「ハイキングの途中で雨が降ってきました。あなたはどのくらい濡れますか?」 というのがあった。 首…

月下白梅図

昨日はちょっと書きすぎたかもしれない。ぜひ見てもらいたいと思うので、つい言葉が過ぎてしまう。印刷でも再現できないものが、言葉で再現できないのはむしろ当然で、実物を観るときは予断なく見てもらいたい。 はてなダイアリーのおとなり日記という機能で…

『大河な日日』三谷幸喜

『the有頂天ホテル』があまりにも面白かったので、つい読んでしまった。朝日新聞に連載中なのだそうだ。アメリカインディアンに伝えられている、犬が見ている夢を自分でも見る方法を試してみるところがすごく面白かった。飼っているわんちゃんが自分のひざに…

桜花図屏風

上野東京都美術館の中庭には、のこぎりを奏でる大道芸人がいる。きのうは「早春賦」を弾いていた。「春は名のみの風の寒さよ・・・」。 「ニューヨーク・バーク・コレクション展」が始まっている。以前チラッと言ったけれど、お目当ては、酒井抱一の桜花図屏…

クライム・マシン

ジャック・リツチー著『クライム・マシン』という短編推理小説集を読んだ。生涯350篇の短編を書きながら、本になっているのは少ないみたい。少なくとも邦訳は手に入れにくいようだ。あとがきによると、小林信彦さんが編集長をしていたヒッチコックマガジ…

蝶のゆくえ

参った。昨日積もった雪がとけない。北陸の雪は、朝の四時ごろに除雪車がどけてしまう。除雪車が入れない道は、スプリンクラーが作動している。晴れた日に、少なくとも道には、雪が残っていることはあまりない。ただ、めったに晴れないが。 もちろん、このあ…

THE有頂天ホテル

THE有頂天ホテルを観てきた。公開したばかりなので、内容には触れないが、三谷幸喜はサイコー。もし、予告編を見て「面白いんじゃないか?」と思っているあなた。おそらくその三倍は面白い。 映画は舞台より小説に近いと言ったのは、福田恒存か誰かだったが…

機械な話

機械のように生きたいと常々思ってきた。人間を否定しているわけではない。機械であることは、けっこう人間的なことだ。そもそもこの「人間的」という言葉にしても、疑いようもなく人間であるものを、あえて「人間的」と評することが、すでに人間を逸脱して…

春雷?

月曜の夜も雨が降った。朝の路面が霧吹きをかけたくらいにうっすらぬれていた。徐かな雨、がなぜか海の近さを感じさせた。今まで住んでいた魚津は、最寄のコンビニへ歩いて信号を渡ると、もう海の気配、たとえば用水路のカモメだったり、漁師町の昼間は眠っ…

ペーパードライバーへの道

こちらに越してから半年以上たっているけれど、一度も車を運転していない。運転の仕方を忘れていないだろうか?土曜日雨が降ったので、久しぶりに車があればなぁと思った。そもそも富山に越すまでは、車の免許を取る気すらなかった。雪が降るから、さらには…

伊丹空港

来週吉村さんが伊丹空港に来るそうだ。あの空港は住宅街の真ん中にある、自他共に認めた欠陥空港である。子供のころ、中学生か高校生のころだが、夜中の散歩に千里川を下っていったことがある。その先に何があるか知らなかったが、たどり着いてみると滑走路…

ばかげた買い物

キヤノンのクローズアップレンズが届いた。FZ-5の400ミリレンズをさらに倍率ドン!にしようという目論見であった。ところが、どういうわけかワイド端でしかAFが作動しない。いうまでもなくテレ端で動いてくれなきゃ意味がない。「なるほど」と変に感心し…

真夏の死

日曜は晴れた。日差しがワイパーみたいに部屋の中を回っていく。春の予告編のような一日だった。 三島由紀夫の『真夏の死』という短編集を読んだ。驚いたことに収録されている作品のほとんどが二十一、二才の時に書かれている。多彩で飽きさせず、しかも確固…

朝マックしてきた。 マックの壁は蛯原友里のはにかんだ笑顔でいっぱい。女の子人気はいつも理解に苦しむが、エビちゃんも例外ではない。というのは、このタイプは女性に嫌われると思っていた。少なくともガングロ女子高生とはま逆のタイプだ。あの連中も今ご…

天気予報が雨だといってる。雨の予報はいつも「つまずきの石」だ。雨の予報を信じることは、自分の運を信じないことでもある。気象予報士が博打の胴元で「雨」と張ってきている。このところの寒さを考えるとかなりの大勝負に見えるが、たしかに急な暖かさだ…

鏡開きはいつか?

昨日「鏡開きは15日なので」云々と書いたばかりだが、これも検索しているとややこしくなってきた。 ここの説明だと、15日は小正月で小豆粥を食べる。この日までが松の内であるようだ。したがって15日に松があけると言っていいみたいだが、「鏡開き」で検索…

松はいつあけるか?

恵比寿の駅からガーデンプレイスまで、長い長いムービングウォークがある。まだ関西に住んでいるころ、大阪と東京の違いをネタにしたテレビで、「関西人はムービングウォークを歩く!」とかいって珍しがられたことがあった。今では立ち止まる人のほうが珍し…

切腹女子高生

代休。会田誠の絵を見に行った。ミヅマアートギャラリーは、雑居ビルの二階、探偵事務所みたいなところだった。作品は、「愛ちゃん盆栽」、「題名未設定」など数点しかなかったが、画集を自由に閲覧できたので、それなりに堪能した。「食用人造少女美味ちゃ…

酒に呑まれた頭

新編 酒に呑まれた頭 (ちくま文庫) 吉田健一の『酒に呑まれた頭』を読み終えた。と書いたまま、昨夜はうたた寝をしてしまった。このところの猛寒波に耐えかねて、パソコンに向かうときは下半身はシュラフ(モンベルのダウンハガー♯3)上半身はダウンジャケ…

帰りました

帰りは、加古川から新快速で新大阪、そこから「こだま」で新横浜。新快速では神戸からすわれたし、「こだま」は始発なのでホームでひたすら耐えれば、車内では座れる。もしかしたら、「のぞみ」でも座れたかも知れないが、安全策をとった。「こだま」だって…

大阪万博展

なんば高島屋に大阪万博の展覧会を見に行った。ここのところ、ちょっと昭和を懐古するながれが世間一般にもあって、これもその流れの一部らしいが、そうでなくても大阪万博の印象は強烈だったなぁと思い返した。6500万人近い入場者だったそうで、去年の…

『寝ずの番』補遺

映画化で思い出した。津川雅彦が『寝ずの番』を映画化したそうだ。監督デュー作としては、荷が勝ちすぎている気もするが、渋い選択ではある。 去年首を傾げたのは『蝉しぐれ』と『春の雪』。『蝉しぐれ』はNHKでテレビドラマ化されて海外で何かの賞を取っ…

明けて元日

CDプレーヤーが壊れたというので、加古川にあるニッケレポスのヤマダ電機でオンキョーのミニコンポを買い、お昼に豆仙坊てふ店で豆腐づくしを食べた。京都の美山町の豆腐だそうでなかなかうまかった。 そのあと、初詣というわけでもないが、せっかく宝殿て…

偽のデュー警部

去年同様大晦日は垂水のファクトリーアウトレット。今年はそういう買い物に困ることもないのだけれど、モンベルにかぎらず、NIKEだ、エドウィンだ、リーバイスだと軒を列ねているとつい入っていってしまう。 モンベルでは風魔製品がどうなっているか確かめる…