2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「無常素描」

シネマ ジャック&ベティで、映画「無常素描」を見てきた。 映画『無常素描』公式HP 映画としていいとか悪いとか、そういうことをいう意味があるだろうか。とにかく現場に駆けつけてカメラを回したことに意味がある。 観客としても、ただ観に行くことに意味…

ヴェネチア展

江戸東京博物館でヴェネチア展。 世界遺産 「ヴェネツィア展」 魅惑の芸術-千年の都 江戸東京博物館 2011年9月23日(金)〜12月11日(日) 両国では大相撲の場所中らしく、色とりどりの幟が秋晴れの空にはためいていた。じっさい少し汗ばむほどだった。 展覧…

『友情』 、『幸福論』

友情作者: 西部邁出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/27メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (9件) を見る 西部邁は、世界に自己を求めすぎる、というのがこの本を読み終えた直後の感想だった。まるで世界全体を自分の認識のファイル…

島田紳助をめぐる様々な文章

島田紳助をめぐる様々な文章が飛び交っているが、ほとんどが警察のリークを垂れ流しているだけだとすれば、鈴木宗男や村木厚子のころから、報道姿勢を改めないマスコミにこそ注意しておくべきなのだろう。 その意味では、やはり、小林信彦の文章は、他と次元…

自然エネルギーの全量買い取りをめぐる話題

9月15日の神奈川新聞に以下のような記事があり、神奈川県では年内にも、‘自己負担ゼロ’でソーラーパネルを設置する制度の実現にむけ、道筋が見えてきたようだ。 ソーラーバンク構想、黒岩知事「本年度内にスタート」/神奈川:ローカルニュース : ニュース : …

メタボリズムの未来都市展

森美術館に「メタボリズムの未来都市展」を観に行った。 「メタボリズム」は、1960年、東京で開催されれた「世界デザイン会議」で『METABOLISM/1960 都市への提案』として、日本の建築家やデザイナーたちによって世界に宣言された提言だった。 「メ…

再三の追伸

この記事が参考になった。

さらに追伸

検索の結果、‘Death Do Not Have No Mercy’を歌っていたのは、Reverend Gary Davisだとわかった。

追伸

後日、この映画の字幕を監修しているのが小林克也だと気がついて、attitudeがメッセージと訳されている感じがなんとなくわかった。 小林克也の語法で意訳しているわけだ。どうかと思うけど、なるほどとも思った。

「ゲット・ラウド」

ららぽーと横浜のTOHOシネマズで「ゲット・ラウド」を観てきた。 ↓ click , please・・・ 世代を口実にすると、ジミー・ペイジはもちろん知っているし、「天国への階段」が収録されているLP『レッドツェッペリン4』は、たぶん実家にある。 それで、い…

『誰が日本を支配するのか』

小田島隆が「大臣の失言と裏を読みたがる人々」という文章を書いている。 彼が「うんざりする」気持ちはよくわかる。菅政権の‘うんざり度’が高レベルだったので、野田政権にはもうすこしましであってほしいという期待が、意外な支持率の高さにも表れていた。…

鉢呂から枝野へ

鉢呂吉雄前経産相の、辞任につながった発言を、日経の記事から抜き出すと 「残念ながら、周辺の町村の市街地は、人っ子一人いない、まさに死のまちという形でした。福島の再生なくして日本の再生はない。福島の汚染を経産省の一つの原点と捉え、そこから出発…

『熊野でプルーストを読む』、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

熊野でプルーストを読む (ちくま文庫)作者: 辻原登出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/08/09メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見る砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メ…

黒岩祐治神奈川県知事の講演会

渋谷で黒岩祐治神奈川県知事の講演会があったので、ちょっとのぞいてきた。 今日の渋谷はひどかった。井の頭通りあたりの交通信号がフリーズしていて歩行者が立ち往生していた。ニュースになるかどうか知らないが、‘もうこの国はダメかな’と思わせる何かだっ…

『ペルセポリス2』

NHK、地デジ移行で解約9万件 8月末時点 :日本経済新聞 だそうだ。 「9万」は世帯数だから人数にするとさらに多くなる。ちなみにわたしはこの数字に含まれていない。そんな決然とテレビをやめたわけじゃなく、‘そのうちに’と思っているうちにどうでも…

東京天然ガス発電所プロジェクトチーム

お盆前後の忙しさにとりまぎれてか、見落としていたのだけれど、猪瀬直樹東京都副知事が座長になって、 「東京天然ガス発電所プロジェクトチーム」 なるものが、先月8月2日に発足していた。 東京都、100万kWの天然ガス発電所建設めざす| nikkei BPnet 〈日…

『たった一人の反乱』

たった一人の反乱 (講談社文芸文庫)作者: 丸谷才一,三浦雅士出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (21件) を見る ひと雨ごとに秋が深まるなんて季節でもないのに、昨日の夜あたりから涼し…

『ペルセポリス 1 イランの少女マルジ』

ペルセポリスI イランの少女マルジ作者: マルジャン・サトラピ,園田恵子出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2005/06/13メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 87回この商品を含むブログ (101件) を見る 以前、『パレスチナ』というコミックを買ったのだけれど…

『チェスの話』

話が前後するけれど、シュテファン・ツヴァイクの『チェスの話』を読んだ。チェスの話――ツヴァイク短篇選 (大人の本棚)作者: S.ツヴァイク,池内紀[解説],辻,関楠生,内垣啓一,大久保和郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2011/08/20メディア: 単行本購…

「ゴーストライター」

小林信彦は、それこそ「書痴メンデル」ではない、あれほど記憶力がよい人もいないはずなのだけれど、今週の週刊文春のコラム、内田有紀の「ばかもの」は、前にも取り上げていたのに、なんで2回言うたん?・・・。もちろん、2回取り上げちゃいけないわけじ…

「ゴーストライター」、『チェスの話』、マルジ