イサム・ノグチ展

オクテトラ

晴れの特異日だというのに雨。しかもきのうから急に寒くなった。おとといは半袖で汗をかいていたのでこの急変はちょっと応える。
イサム・ノグチ展を見に出かけた。インターネットのおかげで、東京駅を丸の内北口で降りて、東西線に乗り換えて、木場でおりて、木場公園を突っ切るというのが事前にわかる。分かっててもちょっとうろうろするのだけれど、それでも心強い。関東は鉄道網が複雑なんで電車でうろうろするのも面白い。関西も私鉄が多いけどよく見ると阪神、阪急、JRが並行して走ってる。無駄だよね。
ホントは晴れの日に行きたかったが、日程を考えると今日行っておいた方が良かろうかと。彫刻とか陶器はよくわからないので気楽に見て回った。今年は札幌でイサム・ノグチ監修のモエレ沼公園がオープンした。ホントはそっちに行きたい。これはその埋め合わせというところ。思ったより展示数が少ないかなぁという感じ。それにこういう彫刻って置いてある場所っていうのもかなり重要なんじゃないかと思えた。雨だからかも知れないが、やっぱり東京じゃなく香川県イサム・ノグチ庭園美術館で見たい。つぶれたかと思っていたがそうじゃないらしい。
常設展にディビッドホックニー横尾忠則があったのでちょっとうれしかった。
ミュージアムショップに会田誠の画集があったので、ぱらぱらめくってみたが、いっぺん美術館にずらーっと列んだところを見てみたい。完全に「あぶな絵」だよね。土佐の絵金とかそういう世界。村上隆のもあったが、彼のフィギュアの方がたしかに地続き感が強い気がした。石やブロンズよりプラスチックの感触の方が肌になじむんだろう。