アンリ・ルソー

knockeye2006-11-18

世田谷にアンリ・ルソーを見に行って、久しぶりに道に迷った。情報では、成城学園前でおりてバスだったけれど、地図で見た感じで祖師ヶ谷大蔵から歩いていけるんじゃないの?。3キロ弱なら、散歩にちょうどいいし、環八沿いなんていやだから、商店街を抜けていけば近道そうだし、それでいいや、と歩き出したが、知らない街はそんなあまくない。ずいぶん歩いた。東京は坂が多いということも改めて実感。上り坂で自転車を押して歩いているおじさんにやっと道を教えてもらえた。その意味では坂のおかげでナントカたどり着けたともいえる。ところで、祖師ヶ谷大蔵円谷プロのお膝元で、商店街はウルトラマン通りと名付けていた。
画家がパン屋と同じくらい自然な職業だった時代がかつてはあったろうが、現代の画家は自分の存在意義から疑ったかからなければならない。
アンリ・ルソーは、人はなぜ絵を描くのかという問いの答えになる。
ルソーの影響を受けた日本の画家がたくさん展示されていた。有元利夫がよかった。土田麦僊は違うと思う。I・Oと横尾忠則のはオマージュ。
帰りはバスで成城学園前に。ひどく寒かった。
松田優作丸山昇一未発表シナリオ集』読了。