歩き食い

深夜に帰宅したその足でローソンまで歩いておでんを買う。車なら帰路に立ちよればいいのだが、バイクはおでんを運ぶには向かない。

しかしながら、ゴローのショートブーツは歩くのに向かない。これだと、ゴールドウインのトライアルブーツの方が、まだ歩きやすい。普段、ゴローを愛用しているのは、ゴアテックスのライナー、この防水透湿性を知ってしまうと、ちょっと他には換えられない。でも、バイクを停めてそぞろ歩き、これに支障を来すのは、あまりいい事じゃない。多少ヤワでも、トレッキングシューズみたいなのを、TPOにあわせて使い分けるべきかも知れない。

おでんと、パンをいくつか買って歩く、深夜の魚津の町。ほとんど誰もいないので、パンを食いながら歩く。今日は、チョココロネだった。歩きながら食うとうまい気がする。パンは、たとえばサンドウィッチなど、歩きながら食うと旨いようにできているのではないか?

お米にも、にぎりめしという行動食形があるが、あれは歩きながら食っても旨くない気がする。麺類には、カップヌードルがあるが、あれを歩きながら食うのは、どんなもんだろう?そういえば、松本人志が、歩行者天国が廃止される直前に「あんなもん、カップヌードルを食べながら歩くのが‘おしゃれ’だった時代の遺物なんですよ」といっていた。確かに、そんなCMがあったみたいな気がする。

歩きながら食うには向かないものの、立ち食いとなると、旨いソバ屋があった。十三駅の阪急そば。豊中駅前にもあったが、あそこのそばは、子供心に旨かった。実際よく流行っていた。あれは案外、立って食うから旨かったのかも知れない。