この週末、冗談だろってくらい突然すずしくなったのだけれど、アロハシャツを着てると100円引きというので、アロハシャツで訪ねた、Levi'sのやつ。
茅ヶ崎市 ホノルル市×郡 姉妹都市締結5周年を記念して「アロハシャツブランドSUN SURF(サンサーフ)のディレクターであり、世界的なアロハシャツコレクターとしても知られる小林亨一氏(東洋エンタープライズ株式会社代表取締役)の貴重なコレクションから選りすぐった、今では見る機会がほとんどない、1930年代から1950年代にかけて作られた貴重なヴィンテージアロハシャツを展示」しているそうだ。
アロハシャツの誕生に日本人移民が関わったのはホントだが、よく言われる「着物を再利用した」は伝説にすぎないそうだ。「アロハシャツ」という言葉を最初に広告に用いたのは宮本長太郎、孝一郎親子の「ムサシヤ」だった。
ヴィンテージアロハが多数展示されている第一、第二展示室は撮影禁止だったので紹介できないのだけれど、個人的には「キロハナ」というメーカーのテキスタイル・デザインが特に気に入った。
京都の画家にデザインを描かせていたらしい。当時の日米の経済力の差で、日本のかなりな腕の画家をデザインに起用することができたのではないかと思われる。
SUN SURFの復刻版の写真があったので貼っておく。
第三展示室は撮影可だった。
John Meigsというデザイナーの手によるもの。アロハシャツのデザイナーは、上のキロハナのものにしても、デザイナーの名前が分かっていない方が多いが、この人は特別らしい。
ゴーギャンの、たぶん『ノア・ノア』の挿絵にトリビュートした「ゴーギャン・ウッドカット」のシリーズが有名。
個人的には「moonlight hula」が格段に美しいと思った。
その他はこちら。
knockeye.hateblo.jp
各界のいろんなひとたちがデザインしたアロハシャツも展示されていて、それも面白かった。
その他ごく一部ですけどこちら。