噺の話

11月になった。そろそろお正月の米朝一門会が気になりはじめる。サンケイホールがつぶれたので、今年は大阪ヒルトンホテル。例年通り、2日3日とあるのだが、気がかりなのは今回も吉朝の名がないこと。降って湧いたような落語ブームの今年であったが、吉朝は「病気療養中」のまま。これをそのまま信じていいのかどうか戸惑っている。私だけだろうか?
今回は、雀三郎の名前もないなぁ。米朝一門会といいながら、私が聴きたいのは、米朝吉朝、雀三郎なのだけれど。
米朝事務所のサイトを見ていると、11月28日の池田市民会館の寄席に吉朝の名前があった。ホントに出るのだろうか?チケットはすでに完売しているが。
池田市民会館はたしか、「米朝志ん朝ふたり会」を聴きに行ったところだ。米朝師匠が「らくだ」を半ば、故・志ん朝が「付け馬」を演じたと思う。ふたり会なので他にも何かやったはずだが、ちょっと思い出せない。しかし、思えば贅沢なことであった。
実を言うと相模原市民会館ホールで11/30(水)18:30、「 桂米朝 柳家小三治 二人会」つうのがあるのを発見しているの。しかしながら平日だし、あたしは夜勤だし、富山を去ったというものの、上司は富山県人だし、(もしかしたら関係ない?)「落語に行きたいから休ませてくれ」は通らないのだ。
柳家小三治は故・桂枝雀が一番意識していた噺家だっつうことなので、その辺のつながりなのか知れない。今年七回忌だったろうか?