キカイのカラダ

knockeye2004-11-16

WEB!Kから、オイルと、ショックコードが届いた。XRのエンジンは伝統的にオイルを食うのかも。XLR250RKの場合は、10万キロちかく、オーバーホールなしで乗ったから、仕方ない気もするが、ドライサンプになった今のも、やっぱりオイルを食っている気がする。ただ、このドライサンプのオイルレベルが実にわかりにくいので、断言はできない。気がするだけかも知れない。とにかく、気休めに高めのオイルに換える。

きのう、帰宅して、ぐったりしてしまった。鉄道なので楽そうなものなのに、頭痛がひどくてどうしようもなかった。左目、左肩、左手の指先まで、頭痛に食われている感じ。土曜日、左目の下に何か違和感があったのは、今思えばこの前兆だったわけである。

土曜の午前7:10サンダーバードに乗り込むまで、金曜は何やかやと一睡もしなかった。なぜ、午前7:10なのかといえば、この特急だけ魚津始発だからだ。たとえ始発であっても、富山発であれば、座れないかも知れない。でも、魚津発の場合、まずすわれないことはない。それが分かっているので、電車で眠る腹づもりだった。けれど、今回は、家族と京都で待ち合わせていたので、うっかり寝過ごすわけにはいかなかったし、予想外に人が多くて、リクライニングを遠慮などしたものだから、窮屈な姿勢で肩がこってしまった。

今思えば、そんなに早く京都に着く必要はなかった。ゆっくり朝寝坊して、滋賀県立美術館の「オノ・ヨーコ展」を見て回っても日程が詰まることもなかった。時刻表の「魚津発」の誘惑に負けてしまったみたいだ。魚津から富山に普通で出て、それから特急に乗り換えても、何の支障もない。しかし、せっかく「魚津発」があるのだから、しかも一日一本、朝のいい時間にあるのだから、これに乗りたいと思ってしまう。


時刻表というシステムの意図を理解していないと思われるのが悔しい。というか、本音を言えば、システムの一部として的確に機能していたいのである。土曜の朝、7:10魚津発の電車があるのに、たとえば、午前10:30くらいの電車で、京都に13:30くらいに着くのがすごく気持ち悪い。ちなみに午前7:10のサンダーバードは、ちょうど3時間後の10:10に京都に着く。これも気持ちいい。

最近、つくづく『銀河鉄道999』の気持ちがよく分かる。「機械のからだを手に入れたい!」そういう深層心理があると考えないと、上のような行動は説明できない。これを性的衝動に置き換えると、「モテる男になりたい!」のではなく「バイブレーターになりたい!」のだ。「銀河鉄道999」の隠れたテーマである。(?)とにかく、機械のからだなら昨日みたいな偏頭痛とは無縁のはずだ。せいぜいオイルの減りが早いとかそんなことである。