2006-01-01から1年間の記事一覧

『ナゲキバト』

ナゲキバト作者: ラリーバークダル,Larry Barkdull,片岡しのぶ出版社/メーカー: あすなろ書房発売日: 2006/04/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る短いものなのですぐに読み終わった。 たぶんこういうものは十代のころに読む…

互酬

昨日紹介した丸谷才一の『女ざかり』で「互酬」ということばがどういう脈絡で出てくるか。 主人公が勤める新聞社の恒例の飲み会で、北欧には政府から補助金を受け取っている新聞社があるらしいという話題が出る。そうなると「言論の自由」はどうなるのだろう…

『女ざかり』

夜勤明けの土曜日で、うだうだしたいところだったが、あした出勤になってしまったので、自分に鞭打って、少し早めに出かけた。腹積もりとしてはもう30分か一時間早く出たかったのだけれど、起きられなかった。早く出かけたのは、虫の報せみたいなものだっ…

また日曜出勤がきまった。

『散るぞ悲しき』

散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道作者: 梯久美子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 64回この商品を含むブログ (82件) を見る太平洋戦争最大の激戦となった硫黄島の戦いのルポ。硫黄島は、巨匠クリント・…

親戚の結婚式

うっかり忘れていたけれど、昨日は親戚の結婚式で、両親がこちらに出てきていた。東京湾をクルージングしながら式を挙げるのだそうだ。両親はこの三連休を利用して、会津を観光してから参加する予定だったが、東北新幹線が途中で立ち往生したそうでたいへん…

自壊する帝国

自壊する帝国作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (129件) を見る三連休の中日という人も多いだろうが、わたしは残念ながら、今日まで仕事だった。今が一番厳しい状況かも…

20年ぶり

会社の近くの蕎麦屋さんで親子丼とそばを食った。駐車場にかわいい猫が棲みついている。どうかわいいかというと、まず、しっぽがボブテールである。しっぽが長い猫も女性的できれいだが、しっぽが短いと、からだで感情を表現できない分、顔に表情が出る気が…

遠い山なみの光

遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,小野寺健出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/09/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 118回この商品を含むブログ (64件) を見るカズオ・イシグロの長編第一作『遠い山なみの光』…

赤とんぼ

この二日ほどはどうしたことなんだろうか?とても半そでなんかではいられない。しかし、寒いからといって文句付ける気はないのだ。ただ、寒いのに、まだ自販機が「つめたい」ままなのにいらだっているだけなのだ。 竹内まりやのいうところのセプテンバーレイ…

ジュンヤさんの帰国

ベルリンをたって北欧のほうを回っていたジュンヤさんが旅を終えて帰国される決心を固めたそうだ。 私がロシアに行った2002年からずっと旅だもんなぁ。想像もつきません。 ジュンヤさんは画家だし、ずっとベルリンにいるのかと思った。芸術家の集まる街…

ブラウン神父の醜聞

ブラウン神父の醜聞 (創元推理文庫 110-5)作者: G.K.チェスタトン,中村保男出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1982/10/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る読み終わりました。

訃報

阿部謹也さんが亡くなりました。享年七十一。ご冥福をお祈りします。

暑い日

今日の暑さはすごかった。こういう日は外に出ちゃだめ。 新調しためがねのレンズが届く。明日の今頃は視界良好になっている予定。 どうしてこんなにレンズが傷つくのかかんがえてみると、サンドブラストのせいだと思う。 ところで、わたくし、皇太子とも同じ…

デュフィ

このところ寒暖差が激しくて辛い。ふだんずっと、というか、今思い出してみると、オーロンというものが日本で発売されて以来ずっと、速乾性の高機能繊維を着てきた。にもかかわらず、今日はなんとなく綿のタンクトップで出かけていた。駅のホームが暑いのに…

国家の罠

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/26メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 283回この商品を含むブログ (322件) を見る佐藤優はわたしと同じ歳だった。しかも、大学まで一緒。同志社大学に神学部…

スパイウエア

掲示板があらされてしまったので、アップロードしなおした。 前のデータをそのまま反映できればよいのだけれど、なんかうまくいかないのでまた、ゼロからのスタートになった。管理人として力の及ばないところで、いままで投稿していただいていた皆さまには大…

ブラウン神父の秘密

ブラウン神父の秘密 (創元推理文庫)作者: G.K.チェスタトン,中村保男出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1982/02/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見るシリーズのなかでは、なんとなく印象が重い。主人公が神父なのは伊達じゃないというとこ…

小田原のゾウ

インターネットの地図サイトで、うちから仙石原までのルートを検索すると、東名を御殿場で降りろと出た。それをそのまま実行したが、厚木インターのあたりは、日曜の7:00AM前でも渋滞している。サミーさんのオフ会のときも、ここでえらい目にあった。…

ああ夜更かし

さんまのまんまを見ながら寝たにしては、6時に目がさめた。上出来、上出来と次の瞬間時計を見たら、ソーセージマフィンを出してくれない時刻になっていた。びっくり。 ちきんさんのブログを見ると、五時半にはもう出かけている。これでないと週末キャンプは…

虫の音のすだく

ファミレスとかファストフードのチェーン店とかのシステムに詳しくはないが、たとえばピザ屋の場合ならトッピングの素材とかピザの生地とかは、どこかの工場で一貫生産したものをデリバリーしているはずではないかと思う。ところが、これは誰もが経験してい…

古い話

小林信彦が佐藤優を褒めている。小林信彦が褒めているからには間違いない。どんなものでも小林さんのご紹介なら試して損はない。本でも映画でもほとんど小林さんの言うがままにチョイスしてきたわたしがいうのだから間違いない。古いところではルース・レン…

損ができなくなったら

「損ができなくなったら男はおしまい」と、昔、安部譲二が言っていた。このひとの本は読んでいないけれど、この言葉は記憶に引っかかっている。 口で言うほど簡単なことではない。目の前に「得」がぶら下がっているのに、「損」の方をとるのは、それがほんの…

また昨日の続き

きのうはあの後、メーチニコフのことを書くつもりだったけれど、寝てしまった。最近、長い文章を書いている場合じゃなくなっている。意を尽くせないところが多いでしょうなぁ。 今月号のBE−PALをぱらぱら見ていると、ちきんさんがブログで紹介していた…

昨日の話の続き

まあ、しかし。と、昨日の話の続きなのだけれど、日本とロシアが19世紀末から20世紀にかけてやらかしたことは似ていないこともない。どちらもそんなはずではなかった。

太陽

昨日は書きかけて眠ってしまった。昨日といってもじつのところ今朝なのだけれど。 目覚めて横浜に映画を観にいった。イッセー尾形が昭和天皇を演じた『太陽』。日本人が誰も触れられないでいるうちにロシア人が映画にしてしまった。という思いで見始めたが、…

秋の訪れ

朝の三時に部屋に帰る。みたいな仕事をしていると秋の訪れを人より早く感じる。かもしれない。いまも、あれ?クーラーつけてたっけ?とか思った。が、残念なことに日曜日も出勤で。土曜日を睡魔との闘いに費やすつもりもないとなれば、

新連載

週刊文春も今号から執筆陣が変わり、安野モヨコというひとと劇団ひとりが新連載である。わたしは小林信彦さんのコラムが読めればそれでいい。 しかしながら、小林信彦さんにしても小泉純一郎批判はもうひとつさえなかった。有効打はほとんどなかった。この政…

芸術起業論

芸術起業論作者: 村上隆出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/06/01メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 322回この商品を含むブログ (190件) を見る村上隆の『芸術起業論』読了。 書き上げるのに4年かかったとあるので、この題名はホリエモンなどのヒルズ…

記事がふたつ

ブラウン神父の秘密 (創元推理文庫)作者: G.K.チェスタトン,中村保男出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1982/02/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る新聞にオートバイに関する記事がふたつ。 ひとつは監視員制度の導入で二輪の駐車が問題に…