2006-01-01から1年間の記事一覧

夏休み

ひどく暑い日だった。5時前にコンビニまで歩いたが、タンクトップにシャツをはおったのは余計だった。 常泉寺のおみなえしがみごろだとかで見に出かけた。朝の8時、すでに絶望的に暑い。暑すぎて鵠沼のビーチバレー大会が中止になるんじゃないかと思うほど…

選評など

北方領土ちかくで日本の漁師がロシア人に撃ち殺された。プーチン大統領の初期は北方領土の問題を解決する絶好のチャンスだったように思っていたが、過ぎ去ってしまったようだ。北方領土問題は、領土問題ではなく戦争責任の問題なのだ。 だから、こういうこと…

月刊のほうの文芸春秋を買った。九月特別号である。今号はお買い得ではなかろうか。 目次からキャッチーな部分を拾うと、 「小泉純一郎の呪縛を解けるか」という塩川正十郎(塩ジィ)と平沼赳夫(郵政選挙で自民党を除名されたひと)と東大教授の鼎談。 「彼…

明日から仕事

劇場版 仮面ライダーカブトGOD SPEED LOVE 北斗修羅Starring森下千里作者: BUGSY,東映出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2006/08メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (6件) を見る帰りののぞみではアサヒ芸能も買った。表紙が…

かまくらや

いつのまにか日付が変わってびっくりしている。8時くらいかと思ったけど、よく考えたらそのころはサイゼリアにいた。こんな具合に日々を無為に過ごしている。 雨が上がるのを待って、鎌倉に出かけた。渋滞は相変わらずだけれど、もう少し秋が深まったら、日…

車内の読書

日本の伝統 (知恵の森文庫)作者: 岡本太郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/05/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 75回この商品を含むブログ (35件) を見る今回の行き来では、岡本太郎の『日本の伝統』を読んだ。 一、伝統とは創造である 二、縄文土…

どうも話がおかしいような気がするので、私の考えを一応書いておく。靖国神社はA級戦犯をどうするこうすると言えた立場か?私は、靖国神社じしんの戦争責任のほうが、A級戦犯より重いと思っている。

ジャコメッティ

11日、午前7:32分。早朝にもかかわらずのぞみは満席だった。7:30に切符を買って駆け込んだにしても、どこかに座れるだろうという期待はそれほど大それたものだろうか。それでものぞみは2時間15分かそこらで新大阪に着くので、デッキに立ってすご…

よい週末のために

米朝師匠が自宅で転ぶか躓くか、新聞には「転倒」とあったが、腰椎の圧迫骨折とかで、入院なさったようだ。去年の吉朝の急逝には力を落とされていたことだろう。 古今亭志ん朝の訃報に「上方落語は桂米朝師の指導の下これからもさかえていくことだろうが」と…

しかし、いかなかった。

日曜日だ。 昨日の時点での計画は、銀座に『太陽』という映画を見に行く。そして、横浜で展覧会を見て帰る。 『太陽』は昨日封切られたばかり。昭和天皇をイッセー尾形が演じるロシア映画。チェーホフの翻訳家として知られる神西清は、ロシア語を翻訳するな…

若沖、ポップアート

「若沖と江戸絵画展」を観るべく上野にでかけた。今回は横浜から京急で品川までいき、山手線に乗り換えた。一年住んでやっとこの方が安いと気づいたわけである。 上野公園は京都の岡崎公園どころではなく、やたらと美術館がある。どの美術館だったか一瞬迷っ…

金曜日だし

金曜日だし、夕日がすごくよいので、会社帰りに少し無駄な距離を走った。適当に走ったら海に出るのではないかと思ったのだけれど、結局たどりつかなかった。腹がすいたので、北茅ヶ崎駅ちかくのグラッチェガーデンズで冷製のスパゲティー。またまたトマトと…

いつのまにか八月

阪神タイガーズ同様オールスター明け初の更新。いつのまにか八月。七月は忙しかった。 神奈川新聞がくれたカレンダーだと8月の13日が「月遅れ」の迎え火、16日が送り火となっている。同じカレンダーの月末あたりに目を移すと「仙石原すすきまつり」とか…

小理屈

ウルトラマンが実はハヤタ隊員だとばれないのは当然だと思うが、クラーク・ケントがスーパーマンと分からないっていうのはどうにも無理だと思う。一般にアメコミのほうが小理屈にこだわる傾向があるが、あの部分はヤンキーのこころには引っかからないのだろ…

風の気持ちよい一日だった。残念ながらそれに気が付いたのは午後だったけれど。昨日は光化学注意報が発令されるなか、川崎の岡本太郎美術館に『ウルトラマン伝説展』を見に行ったのであるが、ウルトラマンより岡本太郎の方が超人であるようだった。 しかし、…

ポンド氏の逆説

われながらあほだと思うが、「ゲームセンターCX」の「大魔界村」編をまた見ていた。脳みそがとけるような時間帯だ。ふとイグナチウス・ロヨラが頭をよぎった。ロヨラは、『自己を克服し、節度なき執着によって支配されることなしに、自己の生活を律するた…

ドン・フェルナンドの酒場で

ドン・フェルナンドの酒場で―サマセット・モームのスペイン歴史物語作者: ウィリアム・サマセットモーム,William Somerset Maugham,増田善郎出版社/メーカー: 原書房発売日: 2006/06/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る ス…

シカゴの機械

二日続けてサイゼリアでトマトとモッツァレラを食べる。 トマト、モッツァレラ、トマト、モッツアレラ、トマト、モッツァレラ、それだけ。だけどうまい。 近くのサイゼリアだが、なぜか大概すいている。すくなくとも、待たされることはない。今日は雨こそ降…

迎え火

今夜あたり、お盆だったりするだろうか? というのは、コンビニの往き還りに線香のにおいがしたから。 正確に言うと、往きに香のにおいがしたので、還りは足元を見ながら歩いた。やはり、一軒の家のかどに、線香が一本焚かれていた。 死者と親しみ、死を畏怖…

大魔界村

有野課長が大魔界村を攻略するのを見ていた。 わたくしはテレビゲームは好きじゃない。個人的ゲーム歴をいえばドラゴンクエストの呪文を間違えた時点でストップしている。つまりほとんど手を染めていない。にもかかわらず人がやっているのを観戦して何が面白…

トゥルー コーリング

どうも変な具合に疲れているらしく、夜は眠れず、昼は起きられなかった。それで、昨日は何をしていたかというと、「トゥルー コーリング」という変な走り方をする女の子のテレビドラマを見ていた。 主人公は遺体安置所に勤める女の子だが、死体の「助けて」…

今、吉田健一の『酒 肴 酒』という本を読んでいる。入れ歯云々の話があるので晩年のものだろうか。 文学の世界に深入りして、子供の時に読んだアンデルセンのお伽噺に興味を失ったものは文学について語る資格がない。 それ故に、初めにいったことをもう一度…

ビュッフェ、ブラジリエ

暑さは平気なのだけれど、日本の夏のhumidityが耐えられない(humidity really gets me ! )という英語を昔習った。若いころ覚えたものはなかなか忘れない。夜勤明けには珍しく、早く起きられたのだけれど、寝室を出たとたん、ムアッとした空気に押し戻されて…

ウズベキスタン

ディスカバリーチャンネルを見ていたら、こないだ大阪でたこ焼きを食べていた人が、今日はウズベキスタンにいた。なかなかの旅人のようだ。 坂の向こうで花火があがっているのが見えた。そんな季節だ。ちなみに海の日は出勤。

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)作者: 藤原正彦,小川洋子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/04/06メディア: 新書購入: 7人 クリック: 61回この商品を含むブログ (251件) を見るもう一冊は、数学者藤原正彦と小川洋子の対談。初めて知ったけ…

『イエスの王朝』、『世にも美しい数学入門』

イエスの王朝 一族の秘められた歴史作者: ジェイムズ・D・テイバー,伏見威蕃,黒川由美出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/05/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見る帯に「『ダ・ヴィンチ・コー…

木曜の男

木曜の男 (創元推理文庫 101-6)作者: G.K.チェスタトン,吉田健一出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1960/01/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (23件) を見るG.K.チェスタトンの『木曜の男』を読んだ。疲れているし、よく…

レーシングジャケット修理完了

昨日は職場で倒れてしまった。我ながらびっくりしてしまう。いわゆる「仕事ができるヤツ」がこんなことになるはずないのは分かっているが、仕事をしているときは集中してしまう。自殺した桂枝雀が言っていた「気が寄る」というやつである。「気が散る」の対…

ピート・ベスト

日曜日は、カズオ・イシグロの『日の名残り』の前に、ピート・ベストのインタビュー番組を見ていた。 彼は、ビートルズのオリジナルのドラマーだったが、メジャーデビュー直前にリンゴ・スターに取って代わられた。 わたしにとってのビートルズは、ジョン、…

日の名残り

日の名残り (ハヤカワepi文庫)作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 190回この商品を含むブログ (288件) を見るカズオ・イシグロの『日の名残り』を読んだ。 物語の…